私が東日本大震災で被災した際、時刻は、午後3時で、まだ明るかったです。
しかし、大きな地震と共に、電気、水のライフラインが一気に止まったため、午後5時を過ぎる頃には、街全体が暗闇に覆われました。
被災初日、余震は続いていましたが、住んでいたアパートが鉄筋で、部屋の中も地震による大きな損壊を受けていなかった事が確認できたため、その日の夜は、避難所に向かわず、アパートの自室で横になって過ごす事にしました。
その時、懐中電灯代わりになってくれたのが、乗っていた自転車の携帯式ライトでした。
その日は、余震で2時間に1回のペースで目を覚ましましたが、携帯式ライトのお陰で、暗闇でも、室内の状況、現在時刻を確認する事ができました。
単身の方の場合、無理に懐中電灯を購入しなくとも、自転車の携帯式ライトを保有しておけば、代替品としての利用は可能です。
最近は、USB充電タイプ、ソーラ充電タイプ、と充電方式も多岐に渡ります。
防災を目的とするならば、ソーラ充電タイプと、もう1つ、別の充電タイプ、2方式から充電できるタイプの携帯式ライトを購入する事をお勧めします。
ソーラ充電タイプをお勧めする理由は、使用予定の無い日中に日光にあてて充電する事で、特別な充電作業をしなくとも、夜間、そのまま利用が可能になる事です。
ソーラ充電以外の充電方法、2パターンの充電方法を推奨する理由は、天候不調でソーラ充電が難しい場合、USBポートでの充電で光源を確保するためです。
ご家族で防災を検討されている方は、自転車の携帯式ライトだけでは不十分で、光源確保として、懐中電灯が必須となります。まずは手に持つタイプで、購入を検討してください。
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