【被災時 必要な物 必須編:これだけは、事前に準備しておきたい物】3.非常食

 地震発生から数時間後、電気と水が止まり、ガス爆発の可能性があるため、プロパンガスの使用を控え、少し落ち着く時間が持てた時、私の部屋に食料と呼べるものが無い事に気づきました。

 冷蔵庫には、タッパに詰めた、ほうれん草のお浸しだけはありましたが、普段、あまり間食する習慣が無かった私の部屋には、お菓子類すらありませんでした。

 カップラーメンは数食分あるものの、水は無いし、温める装置もない。

 流石にそのまま食べるのは、気が進みませんでした。

 被災当日の夜と翌日の朝、2回に分けて、ほうれん草のお浸しを食べた後、水不足と食糧不足に直面した私は、そこから地域の避難所に向かい、ボランティア活動の対価として、朝、昼、夜、3回の簡易的な食事を提供してもらいました。

 同じく被災した近隣住民の中には、権利だけを主張し、強引に食料を奪っていく人間も存在しましたが、私は、それは違うと思い、可能な範囲で避難所のボアンティア活動を手伝いました。

 この時、痛切に感じたのが、非常食の重要性でした。

 私は、非常時の場合、危機管理のスイッチが入るのか、避難所でボランティア活動をしている間、然程、空腹を感じませんでした。

 しかし、避難行動や、ボランティア活動をするにあたって、必要最低限の栄養は必須です。

 非常食も凝り始めると、選択肢が多くなりますが、避難所で3,4日過ごし、自治体や国の応援を待つための食事であれば、長期保存の効く、乾パンなどで問題ないと思います。

 また、保存が効く、カロリーメイトなどの栄養補助食品が日数分あれば、3,4日の避難所待機は、乗り切れると思います。

 当然、ご家族で避難される場合、乾パンと栄養補助食品だけで数日過ごすのは大変ですし、特にお子様は、同じ食事では飽きてしまうので、適宜、温めが不要な非常食等を挟んで、自治体や国の応援を待つ方法は、選択肢として有りかと思います。

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