数日間、水と電気の無い生活で分かること、それは、スマートフォンの有り難さです。
私が東日本大震災で被災した時は、まだガラケーが主力の時代でしたが、電気の供給が無くなって、一番最初に気付いたのが、ガラケーの充電でした。
電気の供給が無くなり、電波塔もダウンしてしまうと、ガラケーですら、ネットの検索はできないし、電話機能も使えなくなります。
私は、10分くらい、自分の安否を伝えるために、身内への電話での通話を試みましたが、
見事に失敗に終わりました。
当時、当然、予備バッテリーを持っていなかった私は、ガラケーでの通話を諦め、ガラケーの充電を極力減らさないようにするため、基本、電源をオフにして、避難所で過ごしていました。
避難所でのボランティア活動で、偶に1時間程、時間が空く時は、ガラケーの電源をオンにして、ネット検索と通話を試み、失敗する場合は、ガラケーの電源をオフにする、を繰り返していました。
幸運にも、私の住んでいた地域は、地震発生から3日後に電気の供給が復活しましたが、この時、予備のバッテリーを持たなかった事を、非常に後悔しました。
上記の教訓から、私は、自宅にスマートフォンのモバイルバッテリーを常備しています。ご自身のこだわりがあれば、それを優先すればいいと思いますが、特別、こだわりがなければ、家電量販店で販売されているモバイルバッテリーで、十分、非常時に役に立つと思います。
私は、ELECOMから販売されている製品がコストパフフォーマンス的に良いように感じているので、モバイルバッテリーもELECOM製を購入しています。
ご家族の場合は、できればスマートフォン1台あたりにモバイルバッテリー1台、難しければ、スマートフォン2台あたりにモバイルバッテリー1台の割合で準備される事をお勧めします。
コメント