題名は、私が、酒井 漣 名義で執筆した、小説になる。
いくつかの小説の賞に応募してみたが、受賞には至らなかったため、「小説を読もう」のサイトに、無料公開している。
小説を執筆した理由は様々あるが、その1つに、自分が一番の熱量で取り組んだ、大学時代の話を残しておきたい、という点が挙げられる。
私は、私立大学の工学部を卒業の後、国立大学の工学系の大学院に進学し、専門も制御工学から、高校時代に希望していたロボット工学に変更した。
世間では、出身大学より偏差値の高い大学院に入り直し、その大学院の課程を修了する事を、学歴を洗浄する、という意味で、学歴ロンダリング、と言うらしい。
個人的には、上記は、大学受験が人生のピークで、そこから勉強しなかった人間が、変な呼称をつけているのだと感じている。
少なくとも、学部時代で研究に取り組み、卒業論文を纏めた事がある人間であれば、研究活動がどれほど大変で、かつ、面白いものであるか、肌感覚で分かるはずである。
私は、先方から尋ねられない限り、自分の学歴をわざわざ言う事はないし、学歴の話をする時も、学部の出身大学と、大学院の出身大学、両方を伝えるようにしている。
結局、社会に出て、自分が何ができるかが重要で、それまでの経験は、自分の中に秘めておいて、分かる人だけに分かればいい、と私は考えている。
ただ、大学受験で上手くいかず、第1志望の大学に行けず、別の大学で燻っている方がいたら、「こういう方法で学ぶ方法もあるよ。」と言うのを伝えたくて、小説を執筆してみた。
また、受験がまだ先の高校生で、進学を希望している方がいたら、何かの参考になればと思い、小説を執筆している。
気になった方は、一度、「小説を読もう」のサイトで、小説を読んでみてはどうか、と思う。
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