題名は、雀鬼と言われた桜井章一氏の著書である。
私は、賭け事にあまり興味が無く、麻雀のルールも憶えられなかった人間だが、仕事で多忙を極めて、自分を見失った時、偶々本屋で桜井氏の著書に出会い、以降、可能な範囲で著書を読み漁った。
桜井氏は、麻雀の世界では有名で、勝負師として活躍した20年間、無敗だったそうだ。
その極意の一旦を著書で紹介してくれていて、重要なことの1つとして、体の力を抜く事を唱えている。
体に力が入った状態では、当たり牌が来た時でも変に身構えてしまい、その当たり牌を見逃す場合もあるそうだ。
常に体の力を抜いて、来たるべき時に備えるのが、桜井流のようだ。
私も仕事で上手くいかない時に限って、体が硬直していて、周りのアドバイスを素直に受け入れられない場合がある。
物事に対し、あまり力まず、自然体で接する事が重要である、と桜井氏に教えられたような気がした。
その他にも、桜井氏の著書には、実生活で役立つ内容が多く記載されている。
気になる方は、一度、手にとってみてはいかがだろうか。
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