走ることについて語るときに僕の語ること

 題名は、村上春樹氏の、ランニングに関するエッセー集だ。

 以降、村上春樹氏を、村上さん、と呼ぶ。

 村上さんは、有名な小説家であるが、その他にも、色々な特性を持っており、その中でも、ランニングは、フルマラソンに何回も出場するくらい、のめり込んでいるようだ。

 本書では、村上さんがランニングを始めた理由や、ランニングをする際に考えている事、雑誌の企画で本場のマラソンコースを走った事など、ランニングに関する村上さんの考え方が、五月雨式に記載されている。

 決して時系列に並んでいる訳ではないが、この位の乱雑さがあった方が、個人的には、読み物として面白いと思っている。

 本書で、村上さんは、1日1時間で6キロを走る事を目標にされているそうだ。

 私も、体を壊して、会社を長期で休んだ際は、村上さんの話を聞いて、毎日、ランニングをしていたが、最近はすっかりご無沙汰になっている。

 自戒の念を込めて、私も、そろそろ、ランニングを再開したいと考えている。

 年末年始の休みで、体を動かす習慣を見直したい方は、一度、手にとってみてはいかがだろうか。

 

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