少年と犬

 私が好きな小説家の1人である、馳星周先生の直木賞受賞作である。  私は、好きな小説家を勝手に敬称で呼ぶ癖があるので、この後、馳さんと呼ぶ事にする。    馳さんのデビュー作である、不夜城が夜を賑わせていた頃、私は偶々、...

努力の数値化

 題名の本が気になっていたが、この前、たまたま入手できた。  入手後、時間を見つけて、コツコツと読み勧めた。  著書の青笹氏は、医学部に入学後、いろいろな副業を試した後、動画コンテンツ関連の会社を立ち上げ、起業家として活躍して...

浮遊

「破局」で芥川賞を受賞した、遠野遥氏の4作目の小説だ。  仕事の繁忙期と家族の世話で、読むのに少し時間がかかってしまった。  読むのに時間がかかったのは、こちらの都合であり、遠野氏の文体は難解ではなく、むしろ読みやすい部類に入...

高学歴難民

題名の新書を、この前読んだ。  結構、身につまされる話が多かった。 この本は、NPO法人で働く著者が、実際に関わった案件で、特に興味深かった案件を カテゴリーごとにまとめている。 大学院の博士課程まで進んだが、博士...

喜嶋先生の静かな世界

 ファミレスに入り浸って勉強する癖がついたのは、大学に入ってからだろうか。 家だとテレビなどの誘惑が多く、東京の私大だったため 大学の図書館は18時で終了、行き場所がなくなった時、 試験前よく友人とファミレスで集まって勉強していた。 ...
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